長野オリンピックの時には約3万人がボランティアとして参加しましたが、東京オリンピックでは約8万人のボランティアが必要とも言われています。
8万人のボランティア、統括するのはさぞ大変なことでしょうね、、
そもそもそれだけの人数を集めることができるのかという問題もあります。
2016年リオオリンピックでは3割のボランティアが当日に来なかったという逸話が残っていることをご存知でしょうか?
東京オリンピックでは日本人のボランティアなので、ブラジルとのお国柄の違いはあるのでこのような事態にはならないと思いますが、はてさてオリンピックのボランティア、一体どんな方がされるのでしょうか?
気になるオリンピックボランティアの採用基準は?
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は2016年7月、大会ボランティアに求める要件の素案を明らかにしました。それがこちらです。
- 「コミュニケーション能力がある」
- 「外国語が話せる」
- 「1日8時間、10日間以上できる」
- 「採用面接や3段階の研修を受けられる」
- 「2020年4月1日時点で18歳以上」
- 「競技の知識があるか、観戦経験がある」 など。
年齢制限があることはまあ理解もできますが、そのほかの条件が厳しいですね。
1日8時間、10日間以上のボランティア活動ができる人って、そもそもお仕事されている方だと難しいと思います。まして、それまでに採用面接と3段階の研修があるのでより条件が厳しいです。
また、ユニホームが支給されますが宿泊や交通費は自己負担です。
厳しい条件にざわつく世間の反応
この厳しいボランティア採用条件に、さまざまに意見が出ています。
「がっつり労働&外国語技能要求するのに賃金出さないのか………………」
「このスペックを「無償」で、ですか…」
「ボランティアの枠を超えている上に語学力をその時点迄に習得しろとか・・・。現代の賦役?母国語が英語であるイギリス辺りなら成り立つかもしれないが、ここは日本だぞ?
語学力に対する適正な対価が必要だろう?」「こんなんボランティアで求めるものじゃない。ボランティアは自らやるもので、けして募集するものではないってのを理解して欲しい。こんな条件なら仕事としてきっちり報酬を出して、責任を負わせた方がいい」
・・・などなど、かなりのハイスペック求人に対して批判的な声が噴出しています。
また、 東京都が採用した外国人向け観光ボランティアのユニフォームについても。。。ダサイとか色々意見が飛び交っています。
東京オリンピック2020のボランティアの制服が悲劇的にダサい。家事えもんにしか見えない。#東京オリンピック pic.twitter.com/qrtgM6l6Ee
— はやと in B♭ (@high_at) August 22, 2016
長野オリンピックの倍以上、しかもこのハイスペック求人、本当に集まるのでしょうか?
ちょっと不安ですが、
ボランティアの募集も実際に動き出すのは2018年夏頃と発表されているのでそれまでには細かい点がもっといろいろ判明してくると思います。
とにかく無事開催できることを祈ります!!!